お葬式と永代供養を行う際に留意すべき点

お葬式とその後の供養は、切っても切れない関係にあります。特に永代供養は、選択する前に考えなければならない内容がいくつかあります。そのために、永代供養にも様々な種類があることを知っておかなければなりません。まず、永代供養は屋外と屋内のタイプがあり、屋外タイプは三種類あります。遺骨を共通の墓にまとめて埋葬する墳陵型は、後から分骨や改葬をするのが不可能です。納骨塔型は塔の下に遺骨を納めるタイプで、地下で個別に遺骨が埋葬されるところもあります。施設内に遺骨を収納する納骨壇型は、個別に遺骨を納められるので近年選ぶ人が増加しています。屋内タイプの永代供養は仏壇型、ロッカー型、霊廟型、自動搬送型など様々です。次に、遺骨の安置方法にも種類があります。合祀型は、他の遺骨と一緒に埋葬されるので、費用が最も安くなります。集合安置型は、一つのスペースに故人の遺骨や位牌を個々に安置します。個別安置型は、安置スペースが分かれていて、普通のお墓参りと同じような間隔です。一般的なお墓に永代供養を併せ持つ、墓石安置型というものもあります。

このように様々な形式がありますが、一番考えなければならないのは、合祀を受け入れられるかどうかです。特に年配の親族は、合祀について拒否反応を示したり反対してきたりする可能性があります。逆に、墓の誰かがお参りに来てくれるのでさみしくないと考える方もいます。そして、永代供養の期間は永遠ではなく、契約期間後は合祀となり他の遺骨と一緒になる場合があります。期間も十七回忌や五十回忌など各寺院や霊園によって違うので、事前に確認しておくのが大切です。個別安置をしてもいつかは合祀になるなら、最初から合祀型にする方が落ち着くという考えもあります。

合祀問題による遺族や親族間の摩擦を考慮すると、お葬式や供養方法は生前に決めておくのが得策です。終活という言葉は今やすっかり定着しており、昔に比べ抵抗なく話題に出来るようになりました。お葬式の形式に目が行きがちですが、供養方法も周りの人たちと話し合っていればトラブルは防げます。